高崎はここ2,3日少し寒い日が続いています。気温はそんなに低くありませんが、風が強いため体感温度は低く感じます。
さて、今日もまた金の価格が上昇しました。いったいどこまで上がるのでしょうか?
”やったー金の価格が上がったよ”と喜べない事態になっております。前にも書きましたが、金の価格は毎日変動します。これは金の需要だけでなく、株価、原油価格、通貨の相場、世界経済、世界の情勢等多くのことが重なり合って決まってきます。今回のように世界情勢が不安定になると、安定資産といわれる金に注目が集まります。なぜでしょう?それは世界が金本位制を取っているからです。
私たちが使っているお金(紙幣、硬貨)は国が滅んでしまえばただの紙くずになってしまいます。これは国が金を持っていてその紙幣や硬貨を保証しているから成り立っているのです。本来は金をやり取りするのですが、それでは日々変わる金の相場に合わせてやり取りするには大変なので、国が保証する形で紙幣、硬貨が使われるのです。(国内において)
実際札束をためている人は多いと思いますが(銀行貯金も同じ)現物の金を持っている人は少ないと思います。これは日本という国が安定していてその財産を保証しているからなのです。
このように金は世界経済の根幹をなしているのです。どの国へ行っても金はその国の経済に照らし合わせて同等の価値があります。ですから今回のように戦争が起こると世界的に経済が下がるとみられ、金が買われるのです。(いいことではありませんね)
早く戦争やコロナが収まり平和で平穏な日々が遅れるようになりたいものです。
Comments